今が旬の、蕗を使った献立があります。 蕗金平、蕗と浅利、筍の沢煮、 市場から、葉付きの長い状態の姿で箱に入って届き、鍋に入る長さに切り、皮を剥き、湯がいて出汁に含ませます、葉は、最後にまとめて湯がき、急冷しよく揉みアクをだし切り、良く絞り小口からザク切にしておきます、 以前は… ここまでやれば下処理が、完了と自分に言い聞かせて、後に放置して無駄にしてしまう事が、多々ありました、 今は、これがメイン成りつつあります。 出汁に、川越のはつかり醤油、昆布、煮干を加えて煮ます。 煮汁が無くなる迄詰めて行き、最後に米油をかけ回して、火からおろします、醤油色した、伽羅蕗の完成です、今の年になる迄余り好きでは無かった料理こそに本質がある。